第1回　物語を読む、しゃべる、語る

​　物語をいきいきと聴かせるには、演出やしかけも重要ですが、それ以前に語り手自身がいきいきとした音声、表情で語ることが重要だと考えます。この回では、よく知られたお話を使いながら、届く声、聞きごごちのよい声を出すために活かせる発声について学びます。

​（２時間）

第2回　聴き心地のよいしゃべり方

​日本語には「五七調」のリズムがあります。このリズムを利用して、聞き手の心地よいしゃべる語り方、しゃべり方を学びます。

​（２時間）

第3回　語読みを身につける

言葉の意味を表すためにはそれに合った音声でしゃべることが必要です。例えば、「大きい」と「小さい」とでは身体の実感が違うので音声も違います。この回では語の感覚である語感を自分の身体の実感を通して音声に表す語り方、しゃべり方である語読みを学びます。

​（２時間）

第4回　人前で読むために

人の前で読み聞かせをするときに注意するポイントがあります。離れた人への声の届かせ方や、聴衆の反応の確認など、日常でのしゃべり方とは若干異なる意識が必要になります。これらステージでのしゃべり方、語り方について学び、実際に皆の前で試演します。

​（２時間）